ホーム > 文化 > 文化 記事入力 : 2006/03/18 12:24

太極旗立てた徐在応「日本の立場まで考える必要ない」
 「日本選手の立場まで考える必要はないと思います。もし、日本選手のことを思って行動していたとしたら、わざとそうやったように見えたかもしれませんね。うちらが勝ったからうちらのお祝いをしたまでで、日本選手たちのことまで考えていられません」

 抜群の制球力を誇る徐在応(ソ・ジェウン)が堂々と大韓民国代表としてのプライドを表現した。

 徐在応は18日(韓国時間)、サンディエゴ・ペトコパークでの練習直後に行った公式記者会見で、「アナハイムでの日本戦が終わった後、マウンドに太極旗を立てたセレモニーに対し、日本選手が非常に気分を害しているが、明日登板する決意について聞かせてほしい」という取材陣の質問に、「日本を意識する必要は全くない」と言い切った。

 「明日の試合では韓国チームも最善を尽くすつもりで、日本も最善を尽くすだろう。勝ったチームはまた勝利を喜び、自分たちの祝い事をするわけで、負けたチームは首をうなだれて家に帰っていくだけだ。首をうなだれないためにも最善を尽くして投げ切る」と話した。

 また、「韓国と日本はアジアで最も野球のうまい国だ。過ぎ去った歴史になるが、昔から先祖たちがライバル、あるいは被害者意識を持っているし、いまだに私たち世代もその影響を受けている。それで日本を見ると必ず勝たなければならない、という思いに駆り立てられる」と、韓日戦の特別な関係について説明した。

 徐在応はインタビュー後、「すばらしいコメントでした」という記者の言葉に、ユニホームの胸に刻まれた太極旗を指差しながら「大韓民国ナンバーワン」と言ってみせた。

サンディエゴ=コ・ソクテ記者 kost@chosun.com

チョソン・ドットコム

【特集】2006 WORLD BASEBALL CLASSIC






TOP   BACK