2006年03月19日23時43分のアサヒ・コム
	このサイトの使い方へ検索へジャンプメインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 » WBC特集: 日本代表の活躍に期待

  

 » ベルばらKids: コミック、CDなどプレゼント

メインメニューをとばして、本文エリアへ朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ > スポーツ >  野球 > WBC記事

韓国「国民ぐるみ」の大応援、そして落胆 WBC準決勝

2006年03月19日19時29分

 韓国では「日本は3度泣く!」(スポーツ朝鮮)と、強烈なライバル意識で国民ぐるみの応援を繰り広げた。しかし、日本の集中打で大差に。試合を実況していたMBCテレビも「まだ逆転は可能です」「4強入りだけでもすごい」「最後まで応援しましょう……」と元気がなくなった。敗戦が決まるとアナウンサーが静かに「韓国のブランド価値が高まりました」と語り、画面には「大韓民国世界4強」のテロップが流れた。

 ソウル市庁前の広場や野球場など韓国各地では、02年のサッカーW杯以来という数十万人の市民が集まり、大スクリーンの映像に一喜一憂した。「野球のルールは知らないけど、韓国のプライドを世界に示す好機だから」と、周囲に合わせて「キャー」と叫ぶ女性もいた。

 路線バスの車内ラジオもボリューム全開。与野党の幹部も各会場で観戦し、政治日程が全部止まった。試合後、ニュース専門テレビYTNなどは「惜しかったが、韓国野球が日米にひけをとらないことを示した」と解説。「民族の自負心」「翻った太極旗」「国民が一つに」などの言葉を織り交ぜ、韓国選手の活躍シーンを延々と流した。

 大会期間中は選手の兵役免除が決まったり、野球用具が急に売れ出したりと、嵐のような野球ブームだった。メディアからは「政府も実力重視の野球を見習え」(朝鮮日報)と注文も飛び出した。

 韓国にもプロ野球はあるが、サッカーなどに比べて関心は低い。今大会も韓国の活躍を予想した人は少なかった。国民の話題を一気に野球に集中させたのは、米国にも勝った誇りだけでなく「イチロー日本」への抵抗感もあった。

 開幕前にイチローが「向こう30年は日本に勝てないと思わせる勝ち方をしたい」と語ったことが「妄言」とされ、韓国が日本に勝つたびに「30年発言のイチローは、どう言い訳するつもりか」と、あざけるような論調が流れた。

 その後もイチローの「最も屈辱的な日」(韓国戦2連敗で)、「3回も負けることは許されない」(準決勝前)といった発言が連日、大きく取り上げられていた。


ここから広告です
広告終わり ここから広告です

PR情報

広告終わり

この記事の関連情報


スポーツ記事一覧

ここから検索メニュー

検索 使い方

検索メニュー終わり ここから広告です
広告終わり

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり

スポーツ注目ニュース

スポーツ特集

スポーツコラム

J’sコラム

欧州サッカーを見よう

戦士のほっとタイム 舞の海

今江敏晃(野球) 打点積み上げV2狙う

競馬ウィークリー

必見の3歳戦線、目白押し

素顔のプロたち 米国ゴルフツアー

完璧主義のカメレオン

ここからスポーツジャンルナビです

スポーツジャンル

▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
TOP   BACK