国家代表選手10人中6人は筋肉増強剤など、試合前には服用が禁止されている薬物を服用した経験があることが分かった。
国会・文化観光委員会所属の李季振(イ・ケジン)議員は27日、大韓(テハン)体育会がソウル大学・スポーツ科学研究所に依頼し作成した研究報告書の結果を通してこのように主張した。
全国16の都市(済州(チェジュ)を除く)の選手や指導者など2040人を対象に、今年1月〜3月まで調査したこの報告書によると、風邪薬、漢方薬などの健康補助食品以外の薬物を服用した経験を問う質問に、国家代表選手の61.5%、一般選手の70.2%が「服用したことがある」と答えた。
また、国家代表選手の87.4%は薬物の服用を勧められたことがあると答えた。薬物の服用を勧めた人は国家代表選手の場合、指導者(46.2%)と両親(23.1%)が大部分を占めた。
朝鮮日報
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